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2006年04月09日
たらの芽
昨年まで勤務していた会社の若い人K君が「たらの芽」を摘んできてくれた。
彼は春野町の出身でいまは旧浜松市に住んでいる。
一昨年だったろうか、何かの話しでふきのとうとかたらの芽が云々という話になり、「たらの芽ならいくらでも採れますよ。」という。
それまで、気の利いた店でてんぷら料理として食べたことはあったが高級なもので一般家庭ではなかなか食べられないものと思っていた。
しばらくしてK君が「これ…。」と持ってきてくれた。
母は田舎の出身だから料理できるだろうと思っていたが、はたして「どうしたら良いの?」と聞く始末。
で、「やっぱてんぷらでしょ!」とボク。
こんなトゲトゲしてて大丈夫かと母。
ためしにやってみたてんぷら。
なぜかトゲがなくなりちょっと青臭い香りがしてだけどほくほくして甘みもありとても美味しかった。
それからK君は春になると摘んできてくれる。
昨夏に会社を辞め、もう食べられないと思っていた「たらの芽」。
今夜ボクはバンドの練習だったがK君はボクのいない自宅に届けてくれた。
明日の夜は春からの贈り物」を感謝しながら食したい。
「ありがとう、K君」、「ありがとう春」。
Posted by KAZ@五十肩 at 22:05│Comments(0)