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2012年05月11日

浮世絵もええねぇ…

浮世絵もええねぇ…

 広重の東海道五十三次から富嶽百景、役者絵など、数十枚の浮世絵のPSDデータをいただいた。

 どれもいいねぇ。

 世の中にいろんな才能を持った人たちがいるが、中でも絵を描ける人には正直言って尊敬してしまう。

 お金や名声、安っぽい名誉や地位、そんなものより絵を描く才能のほうがずっと魅力的だ。

 昨夜(今朝)のNHKラジオ深夜便で「名残の花をめぐる幸せ」という黒田杏子さんの素敵なインタビューを聴いていた。

 二夜連続での放送を久しぶりにしっかりと聴いていたら、正岡子規が明治の時代の三陸大津波のことを詠んだ句があり、ジャーナリストの子規は病に臥せりながらも画家の中村不折を東北に派遣してその報告をわが身のことと詠んだ句だということだ。

 俳句の巨匠もすごいが、絵で俳句を読ませてしまう不折もすごい。

 中村不折の書が細江町の割烹旅館「吉野屋」の離れに飾られている。

 確か、「花を吟じ月にうそぶく…」というような書だったと記憶している。もう一度じっくりと見せていただきに伺おうか。

 そういえば吉野屋の当主のご母堂が昨年逝去されたが、その告別式の日、KAZは眼の疾患で入院・手術で不義理をしている。
 一周忌が近いはずだ。

 仏前にご挨拶に伺おう。

 そんなことを絵を見ながらぼんやりと考えている…。



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