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2007年11月02日

ルーツとしてのギター

ルーツとしてのギター 下はボクが45年ぐらい前に兄から借りていた奪ったギター。ナイロン弦のクラシックギター。今でも弾けます。枯れた良い音が魅力です。野太い響きですが、アルペジオでベース音を弾くとなかなか気持ちよくリズムが刻めます。

 高音域も抜けた音ではなくどちらかといえばこもった響きですが、チューニングが狂うほど強く弾いて感触を確かめます。
 スチール弦のギターですと指の皮がめくれるほど強く弾いてみます。まだ音が眠っています。そう、ここ20年ぐらい毎年弦を替えるときに2週間ほど弾いているだけのギターで普段はほこりをかぶっているだけですから…。

 そして上はモーリスの廉価版フォークギター。最近どういうわけかピックガードを引っ剥がしてネイキッドになっているエチュードギター。こちらは毎日欠かさず弾いているから思うとおりの音色。3日に1度ぐらいチューニングが気に入らなくてチューナーとつないで音を出すだけでやめてしまうんだけど、空気が乾燥して自分が気持ちよく感じる日にはどんぴしゃで何時間でも弾いているお気に入りギター。

 どちらも味があるね。高価なブランドギターを買う身分じゃないし、弾き込んだ普及版ギターとのわかりあえたコラボレーションはとても気持ちが良いもの。

 腕が上がったら少し良いギターをセミカスタムしようとたくらんでいるが、当分は20年~30年ぐらい昔に生産された、当時店頭で1~2万円程度の入門用ギターをいたわるように弾いているんだろうな。純国産の良心のかたまりのようなやんちゃなギターたちを…。
 フレットの癖を知り尽くしたチューニングが出来れば、心地よく弾ける。

 こんな45年前から使っているギターを今でも持っている。そしてこれからもずっと付き合おうと思っている…。ギターを弾くことが好きっていうのはこういうことなんだろうな。



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