2015年05月07日
恐怖からの生還Ⅲ
角膜移植手術から今日でちょうど10日。
先月28日に入院・手術してから入院中は点滴を中心とした抗炎症治療。
恐怖の一つが、角膜自体を攻撃する「拒絶反応」。
血管組織がないので比較的安全な移植手術だとは言われているが、詰まるところ他人の組織。KAZの元の体がすんなりと受け入れてくれればいいけど、気難しがり屋のKAZのことだ。心配はそこにある。
拒絶反応は早ければ2週間で出てくるという。出たらやり直しになるのだろうか?
もう一つ、問題がある。恐怖のその2、「感染症」だ。こちらもその危険性は2ヶ月以内に発症すると言われている。
今日は診察の日。先生ははっきりとした言葉を言わない。
心配ではあるがもう少し診てみないと言えるところまで行かないのだろう。
退院前から点眼とあわせて、プレドニンを大量に服用して炎症を寄せ付けない治療に入っている。
5mgの錠剤を朝3錠、昼2錠、夕1錠を20日間続ける。
毎日昼ごろに両手の指先が痺れている。
落ち着かせるには傍らにあるギターを掻き鳴らすこと。
ギターがあって「良かった」なぁ…。
さて、高血圧・喘息・抗炎症・そして消化薬と栄養剤など、まずは言われたとおりの服用で備えるしかない。
ひとたび失敗をすると眼内炎になりやすく、長期的に眼内注射での治療に替わるという。
これが想像を絶する痛さを伴うという。恐怖は募るばかりだ…。 …、フゥッ…。
Posted by KAZ@五十肩 at 20:46│Comments(0)
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