2012年07月16日

声を集める。

声を集める。

 浜名湖フォークジャンボリーの会場で毎年取り組んでいるのが「アンケート」。

 一昨年、スタッフ不足でアンケートへの取り組みがおろそかになってしまった。

 二日目が終って会場の後片付けをしているときに回収箱がゴミ箱化している中から一枚の書類が見つかった。

 初日に会場にお見えいただいた観客の方が、帰宅後アンケート配布回収の方法、会場でのカンパを集める方法について、具体的にしかも丁寧に「こうした方が良いんじゃないですか?」というご意見をしたためて二日目もおいでいただいてその書類を二日目の朝一番で回収箱に入れてくださったものだ。

 来年はこのようにして来場して下さるお客様の声を真剣に集めてみようと心に誓った。

 昨年、500枚用意したアンケート用紙を教えていただいた通りに実践してみた。

 アンケート用紙と鉛筆をセットにしてお渡しし、1バンド終わった時点で配布したスタッフが回収に廻るという方法でなんと二日間で481枚の回収だった。

 回収の箱を開けた時に事務局KAZの胸に稲妻がはしった。

 「なんだこの数は!」

 しかも寄せられたご意見や要望は主催者側からは思いもよらない貴重な言葉ばかりだった。

 残務整理の優先順位一番にこのアンケートの集約を選んだ。

 いただいたご意見から開催日程をもう少し遅くして「涼しい季節に…」、というものを採用させていただいた。

 まだ他にも開催をどのような媒体でお知りになったかという問いにも事務局では驚いた。

 市民に届く広報体制という観点で言えば、主催者が考えている現状の方法に甘んじていないで、こちらから市民のそばに歩み寄る工夫も必要だと教えられた。

 毎月のプレイベント敢行、そのほかにも地域を超えたバンド仲間へのアプローチなど、考えられるさまざまな取り組みをしてみた。

 今年のアンケート用紙を今日500部用意した。昨日は鉛筆と回収箱、プラカード等のグッズも準備した。

 戴くご意見をどのようにフィードバックしていくのか、それが今年のチャレンジだと肝に銘じて今年も今まで同様の内容でご意見をいただく。その毎年の傾向の変化をしっかりと読み解く知恵を養う必要がある。

 今年が第9回。来年の記念10回の為のチャレンジが続いています。



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