2012年06月27日
一つづつ、一つづつ…
浜名湖フォークジャンボリーが第9回を迎える。
一年の大半を準備に費やして、二日間で燃え尽きる毎年の夏の風物詩だ。
毎年いろいろなドラマが生まれる。
そしてどのようなドラマも分別を持った多くの大人たちが作り出し紡ぎ合うドラマだ。
さらに、その幕は翌年に引き継がれる。
一年越し、二年越しのドラマが織りなすあのステージには200名に近い出演者と延べ100名のスタッフ、そして二万人を超す客席の皆さんとともにあるもの。
「やぁ、一年ぶり」が、いまや全国の音楽祭に出演し交流し合うので「今年3回目だね」になり、「来月は名古屋で会いましょう」、という挨拶でドラマが引き継がれていく。
思えば遠くに歩いてきたものだ。9年前に始めたときにはこのような全国の広がりが構築されるなんて思いもよらなかった。
今年のポスター、フライヤーは出演者募集が名古屋の「みなみ風」さんとお客様においでいただくための集客用フライヤー・ポスターが島田の「金谷バンド」さん。それぞれフライヤー一万枚とポスターが千枚用意され全国に散っていく。
フォークソングが好きで好きで、歌う事が大好きなユニットが今年も東西から出会うのだ。
そして新潟から、大阪から、東京から…。みんなの笑顔がステージに集まる。
これこそが僕が思い浮かべていた「浜名湖FJ」の理想像だった。
10年続ければこうなるだろう、とうっすらと思っていたことが9年で花が咲く。
今年の準備をしながら、すでに来年の第10回を想定した青写真と企画づくりがスタートしている…。
Posted by KAZ@五十肩 at 21:51│Comments(0)
│フォークジャンボリー