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2007年10月28日

ナツカシソング

ナツカシソング ギターを弾き始めるとあれこれ歌本を引っ張り出すのだけれど、いつもここに落ち着いてしまう。

 もう25年も30年も前のボロボロになった昔の歌本たち…。

 社会人になってしばらくギターを弾かない時期があった。
 だれもそうだろうけど、仕事と子育てでそれどころではなかったのだ。
 ずっと納戸に仕舞いっぱなしだったYAMAHAのFG180赤ラベルをそっと取り出したのは40歳になった頃だ。

 それまでも、いつかはまた弾きたいと思っていたからフォークソングや歌謡曲の本などは折りある毎に買ってはいたが、バンドを再開するなんていうことは考えてもいなかった。
 
 そんなころ、勤めていた百貨店を退職して自分で商売を始めた。同じ頃独立して企画・コピーライティングの仕事を始めたY君と再会し熱くギター談義になりいつしかバンドを組んでいた。

 当時は(今でもそうだが)ギターケースを持って街中を歩くなんていうのは若者のすることで40歳を過ぎたおじさんがそんなことはとても恥ずかしいことだった。自意識過剰ではないのだが、相当人目を引いていた。道行く中年からは珍しいものを見るような眼で、若者からは挑むような眼で見られた。

 そんな頃に飲み会やみんなで集まる席にいつも持参したのがこの本たち。

 1ページ目から知っている曲を探してとにかく片っ端から弾いて楽しんだ。ところどころに娘のいたずら描きもある、セロテープで補強を重ねたこの本たちがボクのバンド暦を物語っている。

 ずっとずっとこの本はボクのそばにいるんだろうな…。

さぁ、お休みの今日も元気良くチューニングから始めよう!
 


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この記事へのコメント
画像の左上の「歌本」
どこかで、見た記憶が、

早速、押し入れのダンボール箱取り出して、検索

ありました、ありました
「あのうた このうた 1983年版が、」

あの頃は、歌が好きで、町内会の余興で、歌いましたね、

151ページと325ページに、折込が、

「酔いどれ女の流れ歌」 西岡 恭蔵さんの「プカ プカ」でした、

ギターも、どこかにあるはず、また探してみよう、
Posted by 知らず知らずのうちに、50代 at 2007年10月30日 20:35
知らず知らずのうちに、50代さん、
ボクのバイブルがあの歌本です。
25年も前の本ですね。ずっとボクのそばにいます。
知らず知らずのうちに、50代さんの本も良い味を出しているんでしょうね。
一度是非ご一緒したいものです。あのころのギターを抱えて…。
Posted by KAZ@五十肩 at 2007年10月30日 23:48
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