2014年03月04日
原発のこと

もう10年も前に世に問うた原発の問題作。
すこし娯楽的にデフォルメされているとはいえ、この映画の伝えたかったことは間違っていないと思う。
頭のイカレタ少年が引き起こす事件であったり、科学的根拠に乏しいなどという荒唐無稽な物語を装っているが、原発推進派のバカ者どもには何としても反対派を口撃したいという意志が透けて見える。
ベースロード電源というなら、東京湾に原発を作ればいい。
東北や中部にある原発はもしも再稼働したとしても東京には送らない、百歩譲って万が一送るとしたら3年前の100倍ぐらいの価格で売ればいい。
東京湾の原発で足りないのならそれこそ新宿御苑に作ってみればいい。
企業が困るのなら企業が自社のための原発を作ればいい。
関東の人口は減るだろうな。とても東京オリンピックなど出来ないだろうな。
そもそも、一国の首相が世界に嘘をついて持ってきた東京オリンピック。
民意ではない! 世界は全部わかった上で「TOKYO」って言ったんだ。
憲法違反の選挙制度で間違って当選した議員が決めた首相だということを本人が自覚していないそのことが国民の不幸だと思う。
それを分かっていないのは一部の政治家と経済最優先のカネの亡者だけだ。
20年ぐらいまじめに除染して再生エネルギーだけで出来る自信が出来たら国民的なコンセンサスを形成しそれから再度「東京で」と言っても遅くない。
世界を甘く見てはいけない…。
今は時計の針を本来のスピードに戻す努力が必要なんだ。
さぁ、もう一杯飲んで寝ようっと!
Posted by KAZ@五十肩 at 23:19│Comments(0)
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