2012年06月14日
練習の時間は…
浜名湖フォークジャンボリーの出演者が決まり、それぞれの参加バンドの皆さんは改めて練習日を決めている今日この頃ではないでしょうか?
出演当日はプログラムに記された出演時間の一時間前にステージ裏に集合します。
そして30分前には控室の椅子に座り、チューニングに集中したり歌詞カードを整理したりしながら落ち着かない時間を過ごします。
出番二組前には笑顔がのぞいていますが、次の番ともなると口の端っこだけの笑みになり心なしか震え始める人もいます。
緊張しているんですが、前のバンドが終わりステージに飛び出していくときには迷いの中にも吹っ切れた様子もうかがえます。
セッティングが終わるころには足が震えて声も少し上ずっている自分に気が付きます。
さて、一曲目のイントロが響き始めます。満場の観客から自然に涌き始める手拍子のさざ波に押されて、「はっ!」と我に返り客席をぐるりと見回して、重ねてきた練習の日々を思い出すのです。
用意したセットリストを夢中で歌い終わると大きな拍手に送られてステージ上手に下がります。その間わずかに15分程度なのですがとても長い時間のように思えるものです。
メンバーと眼を合わせて「やったね、歌いきったね」とねぎらい合う姿があります。
そしてじわじわと「このステージで歌ったんだ!」という実感がわいてきます。
愛用のギターをケースに収めて今度は後の出演者の応援に客席に移ります。
他のバンドの演奏を聴きながら「来年もここに戻って来よう!」と心に決めるのです。
経験された皆さん、いかがですか?
そういう経験をあのステージでしたことと思います。
事務局のKAZも、「来年は出演しよう!」と心に決めています。
メンバーが、「いいね、来年はやろう!」って言ってくれて、来年の六月に選考会に通れば、の話だけどね。
あぁ、そのためにも練習をしないとね。一に練習、二に練習、三・四がなくて五に「お酒!」。
だめだな、こりゃ…。
Posted by KAZ@五十肩 at 23:10│Comments(0)
│日々フォークソング