2006年10月23日
市民音楽イベント
仙台の市民音楽イベント「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」のことについてはクエストミュージックの鈴木伸一郎社長からいろいろ聞いていて、ボクもウェブサイトで詳しく調べてみたことがあった。
それがフォークジャンボリーの始まる一週間ぐらい前の話だ。
スゴイイベントだなって、あまりピンとこなかったんだけど、今日、なにやらそんな会合があって参加させていただいた。いきなりDVDを見て、僕の認識はちょっと甘かったようだ。
今夜はそのフェスティバルの視察報告会という、「音楽の街・浜松」をどうプロモートしていくかのシンポジウムが浜松市商工会議所であり参加させてもらった。
音楽が好きな人が集まって自分たちの音楽を演奏する、そしてそれを聞く人たちがいる。市民音楽イベントはただそれだけ。
それ以上のものを求めるのなら高価なチケットを買って会場に行って「あぁ、これが僕の求めていた音楽だ!」と感動すれば良い。
浜松市サイドからも個人の資格で参加した方々が話をされた。行政のかかわり方など慎重な態度は当然のこと。問題は、音楽ジャンルやレベルで垣根をつくるミュージシャンが多いこと。
市民音楽イベントならジャンル・レベルを問うべきでない。むしろ生の音楽に遠い老人施設に入っている方や体の不自由な方、子育てでホールに足を運べない方も、ずっと昔に楽器を楽しんでいた方が久し振りに楽器を取り出す、そしてそれを聴いて喜んでもらえるならそれが本当の「音楽」。
一定のレベル以上を出演の条件にするならコンテストにすれば良い。それでは市民のための音楽イベントからは遠くはなれてしまう。入場料を取って演奏者の心地よさを追及すれば良いことだ。
フォークジャンボリーは初心者もベテランも同じステージで音楽を楽しむ、そんなイベントにしたい!と思っていました。実際、最初のイントロだけで観衆を黙らせるレベルのユニットから、暖かい拍手の沸きあがる初心者までが一同に会し同じ時間を共有しました。
オペラやクラシックだけじゃなくフォークソングもジャズもなく音楽を楽しむ街「浜松」になるにはあと30年ぐらい必要かな?ってそんなふうに感じた今日の会議でした。
これから、市民音楽イベントについてのさまざまな議論や会合をもって行くようですが、声は小さくとも市民から見た音楽イベントはかくあるべしという視点で考えて行きたいと改めて感じました。
今日の会議の報告でした。
それがフォークジャンボリーの始まる一週間ぐらい前の話だ。
スゴイイベントだなって、あまりピンとこなかったんだけど、今日、なにやらそんな会合があって参加させていただいた。いきなりDVDを見て、僕の認識はちょっと甘かったようだ。
今夜はそのフェスティバルの視察報告会という、「音楽の街・浜松」をどうプロモートしていくかのシンポジウムが浜松市商工会議所であり参加させてもらった。
音楽が好きな人が集まって自分たちの音楽を演奏する、そしてそれを聞く人たちがいる。市民音楽イベントはただそれだけ。
それ以上のものを求めるのなら高価なチケットを買って会場に行って「あぁ、これが僕の求めていた音楽だ!」と感動すれば良い。
浜松市サイドからも個人の資格で参加した方々が話をされた。行政のかかわり方など慎重な態度は当然のこと。問題は、音楽ジャンルやレベルで垣根をつくるミュージシャンが多いこと。
市民音楽イベントならジャンル・レベルを問うべきでない。むしろ生の音楽に遠い老人施設に入っている方や体の不自由な方、子育てでホールに足を運べない方も、ずっと昔に楽器を楽しんでいた方が久し振りに楽器を取り出す、そしてそれを聴いて喜んでもらえるならそれが本当の「音楽」。
一定のレベル以上を出演の条件にするならコンテストにすれば良い。それでは市民のための音楽イベントからは遠くはなれてしまう。入場料を取って演奏者の心地よさを追及すれば良いことだ。
フォークジャンボリーは初心者もベテランも同じステージで音楽を楽しむ、そんなイベントにしたい!と思っていました。実際、最初のイントロだけで観衆を黙らせるレベルのユニットから、暖かい拍手の沸きあがる初心者までが一同に会し同じ時間を共有しました。
オペラやクラシックだけじゃなくフォークソングもジャズもなく音楽を楽しむ街「浜松」になるにはあと30年ぐらい必要かな?ってそんなふうに感じた今日の会議でした。
これから、市民音楽イベントについてのさまざまな議論や会合をもって行くようですが、声は小さくとも市民から見た音楽イベントはかくあるべしという視点で考えて行きたいと改めて感じました。
今日の会議の報告でした。
Posted by KAZ@五十肩 at 23:53│Comments(5)
│日々フォークソング
この記事へのコメント
びっくり箱の鈴木です。
昨日は簡単にしか挨拶できずにスイマセン>_<
考える視点のスタート地点の違いが大きくて不思議な話し合いでしたね。
「人を大事にする」その感覚は大事にしていこうと思っています^^
昨日は簡単にしか挨拶できずにスイマセン>_<
考える視点のスタート地点の違いが大きくて不思議な話し合いでしたね。
「人を大事にする」その感覚は大事にしていこうと思っています^^
Posted by のぶのぶ at 2006年10月24日 11:42
鈴木さん、そうですね。
いろんな意見があってそれをぶつけることでひとつひとつが出来上がっていく。
それが「人」の作業です。
これからも楽しくやりましょうね。
いろんな意見があってそれをぶつけることでひとつひとつが出来上がっていく。
それが「人」の作業です。
これからも楽しくやりましょうね。
Posted by KAZ at 2006年10月24日 11:52
仕事の都合で「仙台報告会」に参加できず残念。相手の考え方や意見の違いを知るのも直接に話をすることからしか始まりませんしね。違いをわきまえた上で、一緒にやっていける接点も見出せる相手もいるかもしれませんしね。ぼちぼちやりましょう。会合の報告は参加していたメンバーから聞かせてもらいました(苦笑)。
「街はびっくり箱」さんは学生さんの集団ですよね。しなやかな感性の学生さんの活躍には期待大です。「時代の脇腹」たる鋭敏さや素直な感受性は若者の特権ですもんね。いつか会いましょう!
「街はびっくり箱」さんは学生さんの集団ですよね。しなやかな感性の学生さんの活躍には期待大です。「時代の脇腹」たる鋭敏さや素直な感受性は若者の特権ですもんね。いつか会いましょう!
Posted by 小池ノブ(放課後倶楽部) at 2006年10月24日 14:37
小池ノブさん、
例の写真は今、MASHの今井さんにあずけてあります。
ちゃんと製本してね。
浜松の音楽イベントは道険し、ですが今回のことで少しは良い方向に進めるかな?10年ぐらいかかるかな?っていうところです。
でも、始めなきゃ始まらないからね。
例の写真は今、MASHの今井さんにあずけてあります。
ちゃんと製本してね。
浜松の音楽イベントは道険し、ですが今回のことで少しは良い方向に進めるかな?10年ぐらいかかるかな?っていうところです。
でも、始めなきゃ始まらないからね。
Posted by KAZ at 2006年10月25日 00:43
>>KAZ
楽しい皆さんと出会えることがいつもいつも嬉しいです^^
これからもよろしくお願いします。
>>小池ノブさん
はじめまして!鈴木といいます。
僕たちの集まりに学生は少ないです(高校生数名と僕)
どうやったら、
いろんな学生さんと一緒に何かを作り上げられるかな。。
力を発揮もらえるかな。。と、よく考えます。
僕は「元気な大人」の力もすごく好きですよ^^
楽しい皆さんと出会えることがいつもいつも嬉しいです^^
これからもよろしくお願いします。
>>小池ノブさん
はじめまして!鈴木といいます。
僕たちの集まりに学生は少ないです(高校生数名と僕)
どうやったら、
いろんな学生さんと一緒に何かを作り上げられるかな。。
力を発揮もらえるかな。。と、よく考えます。
僕は「元気な大人」の力もすごく好きですよ^^
Posted by のぶのぶ at 2006年10月26日 13:48